「原泉混混　不舎昼夜　盈科而後進　放乎四海　有本者如是」 　中国の孟子という人が作られた詩の一節です。この詩の中に「盈科」という文字があります。「原泉(げんせん)こんこんとして，昼夜を舎（お）かず，科（あな）に盈（み）ちて，しかる後（のち）に進み，四海（しかい）に放（いた）る。本（もと）ある者は是（かく）の如（ごと）し」と読みます。 　 　「水源のある水は，混混と湧き出して，昼も夜も止むことがない。流れの途中に窪地があれば，それを盈たして更に流れ，最後は海に達する。すべて，本のあるものは，このように尽きることがない。水源がないと，水はすぐに地中にしみ込み，なくなってしまう。人の心も，にわか造りだと，空評判ばかりで，水源のない水のように，決して長続きするものではない。」という意味です。 　 　「盈科」の校名は，ここから名付けられています。
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